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木桶仕込み 純米大吟醸 今代司 720

木の温もりを感じること 「純米酒」と「木桶仕込み」 かつての昭和20年代までは今代司も木桶で仕込みを行っていました。 現在はサーマルタンクに切り替えての酒造りをしています。 そんな中、木桶仕込みに立ち返ろうという試みは、お酒本来の姿というものへ近づきたいという想いからでした。 かつての日本人が楽しみ親しんでいたお酒はどんなお酒なのか… そんな好奇心から始まりました。

メーカー 今代司酒造
JANコード 4935517406730
参考小売価格 3,000
1本当たりの容量 720
度数 15度
容器
ケース入り数 12
原材料 米(国産)、米麹(国産米) ※新潟県産五百万石100%使用
精米歩合 50%

飲食店、小売店、各種事業者の方

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商品の特徴

~とある1本の電話~ このお酒を出して間もないころ、1人の男性からお電話をいただきました。 「木桶のうまくて驚いた。新潟に友人がいるがここの酒を一度も教えてくれなかった。私は今90歳だ。今まで君たちの酒蔵を知らなかった、そのことがとても悔やまれる。」 こんな電話をいただいた作り手冥利に尽きるお酒。

木桶はなぜ姿を消したのか

当時はどの酒蔵も木桶仕込みで、その木桶を手入れするのが桶やさんでした。 今代司の近所にも木桶を手入れしてくれる桶やさんがいました。 ところが戦後、桶は木からホーロー・ステンレス・合成樹脂などに変わり、より便利な物へと時代は流れていきました。 今代司も例外ではなく、木桶での仕込みからサーマルタンクでの仕込みへ切り替わっていきました。 そして次第に桶やさんは姿を消し、桶やさんでしか手入れができない木桶も時を同じくして姿を消していったのです。

木桶仕込みとは

現在の酒造りは温度管理が行えるサーマルタンクがほとんど。 サーマルタンクは醪(もろみ)の温度をコンピューターによって自由自在にコントロールできるのが特徴です。 昔では外気の温度条件が酒造りに大きな影響を与えていましたが、温度管理を容易に行えるおかげで、よりイメージに近いお酒を造りだすことができるようになったのです。 近年の日本酒の酒質向上は、このような技術が背景にあったからこそ。 一方、木桶仕込みの場合は、温度管理が非常に難しく酵母を思うようにはコントロールできません。 しかし、サーマルタンクで造るのとは打って変わって酵母はのびのびと発酵し、その結果、従来の酒よりも芳醇でありながら思いもよらないほど綺麗な味となり、木桶ならではの木の香りと独特の風味の酒質となるのです。

懐かしく、新しく

芳醇な香りを持ちながら綺麗な酒質。 現代の酒造りの高度な技術と古きよき時代の技術が合わさりあい生まれた中高年の世代には懐かしく、若い時代には初めて感じるお酒です。 ほんのり香る杉の香りと、サラリとした舌触りに仕上がっています。 かつて日本人が親しんでいた、木桶ゆえの味わいを今この時代で楽しんでみませんか。

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